日本語ではさまざまなシーンで使われる「よろしくお願いします」ですが、これをそのまま直訳する英語表現はないんです。
「よろしくお願いします」を使うシーンには、初めて会う人への挨拶や頼みごとをするとき、メールの締め文などがあります。英語で「よろしくお願いします」に当たる表現はシーンによって異なるため、オンライン英会話などで学ぶのがおすすめです。
今回は、「よろしくお願いします」の英語のフレーズをシーン別に、カジュアルな表現からビジネスでも使える言い回しまで紹介していきます。
日本語ではさまざまなシーンで使われる「よろしくお願いします」ですが、これをそのまま直訳する英語表現はないんです。
「よろしくお願いします」を使うシーンには、初めて会う人への挨拶や頼みごとをするとき、メールの締め文などがあります。英語で「よろしくお願いします」に当たる表現はシーンによって異なるため、オンライン英会話などで学ぶのがおすすめです。
今回は、「よろしくお願いします」の英語のフレーズをシーン別に、カジュアルな表現からビジネスでも使える言い回しまで紹介していきます。
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■初対面の人に英語で「よろしくお願いします」と伝えるフレーズ
初対面の人に英語で「よろしくお願いします」と話したいときは、出会ったときと別れ際ではフレーズが異なります。
・Nice to meet you./ It’s nice to meet you.(初めまして。お会いできて嬉しいです。)
・Pleased to meet you. /It’s pleasure to meet you.(初めまして。お目にかかれて嬉しいです。)
「初めまして」の挨拶としてよく知られている「Nice to meet you.」は、初めて出会ったときに「よろしくお願いします」の意味も込めて使われているフレーズです。
カジュアルなシーンからビジネスのシーンでも使えます。「It’s nice to meet you.」の「It’s」を略した形で、「It’s」をつけた方が丁寧な言い方になります。目上の人に対してより丁寧に話したいときには、「Pleased to meet you.」、あるいは「It’s pleasure to meet you.」を使いましょう。
<例文>
A:Hello, I’m Taro. Nice to meet you.(こんにちは、私はタロウです。お会いできて嬉しいです。)
B:Hi, I’m Masao. Nice to meet you too.(やあ、わたしはマサオです。私もお会いできて嬉しいです。)
「Nice to meet you.」と言われたら、「Nice to meet you too.」と「too」をつけて返すのが基本。「こちらこそよろしくお願いします」といったニュアンスになります。
・Nice meeting you./ It was nice meeting you.(お会いできてよかったです。)
「Nice to meet you.」が初対面の人と出会ったときに使うフレーズなのに対して、「Nice meeting you.」は初対面の人との別れ際に使うフレーズ。「It was」を略した形です。
「Nice meeting you.」と相手に言われたときも、「Nice meeting you too.」と返します。「Nice to meet you.」を別れ際に使うことはありませんので注意しましょう。
セルフガイドの教材で自分のペースで勉強しましょう。
新しい会社に入ったときや部署を異動したとき、あるいは同じチームで仕事をするメンバーなど、これから一緒に仕事をする人に対して「よろしくお願いします」と伝えたいときのフレーズです。
・I’m excited to work with you.(一緒に働くのが楽しみです。)
・I’m looking forward to working with you.(一緒に仕事ができるのを楽しみにしています。)
「一緒に仕事をするのを楽しみにしている」といったニュアンスのポジティブな表現を使います。
相手に何かをお願いしたとき、「頼みましたよ」という意味で「よろしくお願いします」と英語で伝えたいとき、日本語のニュアンスでは先にお礼を言っているようなフレーズがあります。
・Thanks!(よろしく!)
・Thank you in advance.(前もってお礼を言っておきます。)
・Thank you for your cooperation.(ご協力ありがとうございます。)
「Thanks!」と簡潔に済ませるのはカジュアルな表現です。「in advance」には、
「前もって」「あらかじめ」といった意味があり、直訳すると「前もってありがとう」となり、日本語の「よろしくお願いします」に近いフレーズです。
「期待しているよ、任せるよ。」といったニュアンスの「よろしくお願いします」のフレーズもあります。
・I’m counting on you.(頼りにしています。)
「I’m counting on you.」は上司が部下に対して使うことが多いフレーズで、目上の人に戴しては使えません。
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その場にいない人に対して「よろしくお伝えください」と言いたいときのフレーズです。
・Tell~ I said Hi.(~によろしく伝えてね。)
・Tell~ I said Hello. (~によろしく伝えてね。)
・Please say hi to~. (~によろしく伝えてください。)
・Please say hello to~. (~によろしく伝えてください。)
・Please remember me to~. (~によろしく伝えてください。)
たとえば、「Tell Yoko I said Hello.」(ヨウコによろしく伝えてね。)と使いますが「Tell」を用いるのはくだけた表現です。
・Please send my regards to~.(~さんによろしくお伝えください。)
「regard」には「尊敬」や「経緯」といった意味があり、「Please send my regards to~.」はフォーマルなシーンで使えるフレーズです。
ビジネスのメールでは、日本語では「よろしくお願いいたします」と締めくくるのが定番です。英語で「よろしくお願いします」の意味合いがある締めのフレーズを挙げていきます。
・Thank you,(よろしく。)
・Best Regards,(よろしくお願いいたします。)
・Kind Regards,(よろしくお願いいたします。)
・Sincerely,(よろしくお願いいたします。)
・Sincerely yours, (よろしくお願いいたします。)
・Yours sincerely, (よろしくお願いいたします。)
友達などとのカジュアルなやり取りや短めの軽い用事のメールでは、「Thank you.」が締めのフレーズとしても使えます。
「Best Regard,」や「Kind Regards,」はカジュアルな表現ですが、ビジネスのメールでも使えるフレーズです。「Sincerely,」はビジネスのメールで一般的なフレーズ。「Sincerely yours,」や「Yours sincerely,」はよりフォーマルな表現になります。
また、締めのフレーズの後に、フォーマルなフレーズやビジネスのメールではフルネームをつけますが、面識がある場合は、カジュアルな表現ではファーストネームのみとします。
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